MAKUAKEにてクラウドファンディングをしていたときに、見た目のレトロさに惹かれて、応援購入をしました。
届いてから一通り動かしてみて、しばらくは時々使ったりする程度だったのですが、ある日スイッチを入れたところ、ファンが全開が回りだし、電源も取り出せなくなってしまいました。
ファンが全開で回りだす
最初は燃え上がったり、爆発でもするんじゃないか?!?!?というくらい焦って、そっと持ち出して屋外に置いて様子を見たりしていました。
観察する限り、本体温度が高いことを示すインディケータが表示されてはいるものの、本体の温度が異常に高くなっている様子もなく、しばらくするとファンが停止し、そのまま無反応になる(電源は取り出せない)という現象が起きていることがわかりました。
部屋の温度が高いわけでもないので、おそらくは温度センサーが誤動作?しているのでしょうか。
なんどやっても同じ挙動ですし、初期化ということもできないので、ひとまずはサポートに連絡してみました。
サポートに連絡
カスタマーサポートのフォームから必要な入力を行い、とりあえずインディケータの写真を添付しておきました。
すると、メールで連絡があり、そこからはメールのやり取りになります。
動画を送ってほしい、との旨だったので、上記の動画と色々ボタンを押したり、ケーブルを指したりして動作確認を行う動画を添付して返信をしました。
その結果として、初期不良との判定を頂き、新品を発送していただけることになりました。
私が連絡したときは、アメリカ版の製品の在庫が早く確保できるということだったので、そちらでお願いしました。
アメリカ版と国内版の違いは、パッケージの文字と本体底面の仕様文字が英語であることみたいです。
もう一台新品を頂きました
というわけで、問い合わせからおよそ20日後に新品を受け取りました。
物自体は同じなので特筆することはありませんが、ロットがずれているでしょうから若干仕様が違うようです。
前面パネルは同じ仕様です。
底面の表記は英語表記になっており、若干表記が異なりました。
PSEマークの一部には日本語も書かれています。
ハンドル・ストラップの質感が異なります。米国版(または初期ロット以降?)では少し厚みがあり、しっかりしている感じで、形が安定しています。
外箱も一部ローカライズされていますが、そんなに違いはありません。
他に違いを感じた部分として、これもロットの違いによるものかもしれませんが、ボタンを押下した際に「ピー」という音がでるのですが、この音量が米国版は少し大きいような気がします。
まとめ
いざ、というときにも使いたいと思って購入したものだったので、平時に壊れていることに気がつけてよかったです。
非常用のアイテムは非常時に使えなければ意味がないので、やはり定期的に確認を行っておかないといけません。
もしくは2つ以上の予備を用意しておくといいかもしれませんね。
この問題がこの製品固有の問題なのか、単に初期不良品だったのかはなんとも言えませんが、新品の発送の対応には満足していますし、同様の症状が発生した方は、保証期間のうちになるべく早く連絡をしてみましょう。
ユーザとしてできることは、なるべく詳細に製品の状態と挙動を速やかに連絡し、判断を仰いでもらうことしかありません。
今回の不良品対応について、他の人が同様の対応をしてもらえるかどうかの保証はしませんし、このケースを持ち出してメーカーに要求すべきことでもありません。
あくまで私のケースではこのように対応してもらえたというお話です。