今年の3月ごろ、ちょっとしたあぶく銭が手に入ったので、それを口座に置きっぱなしにしていたのですが、8月になって結構な利息がもらえていました。
(ガチな数字です。後で計算に使うので公開しています。)
金利を確認
2021年8月時点での金利です。
3月時点からの期間中で変わっていないと思われます。
今後変更になるかもしれないので、最新情報は銀行のサイトで確認してください。
まず「普通預金(BANK専用)の商品概要説明書」も確認してみました。
これによると、金利は以下の条件で付与されるそうです。
(1)適用利率 ○毎日の普通預金(BANK専用)の利率を適用します。(変動金利)
※適用利率については、当行ホームページでご確認ください。
(2)利払頻度 ○毎年2月と8月の当行所定の日にお支払いします。
(3)計算方法 ○毎日の最終残高1,000円以上について、付利単位を100円とした1年を365日とする日割り計算をします。
「当行所定の日」というのが具体的にいつなのかは書いていなかったのですが、実際の入金は 8/14 でした。
これはおそらく15日が支払日のところ、土曜日だったので一日早い14日となったのではないでしょうか。
とすれば、次回2月の支払日は 2022/2/15 (火) となりそうです。
(追記:その後 2022/2/12 付で利息の入金を確認しました。)
そして、忘れちゃ行けない憎き税金の源泉徴収です。
利息の20%(国税15%、地方税5%)が源泉徴収されます。なお、2013年1月1日から2037年12月31日までの間にお支払いする利息は、復興特別所得税が追加課税され、20.315%(国税15.315%、地方税5%)が源泉徴収されます。
これらの条件の下に、今回どのように利息が付与されたのかを計算してみます。
預金と利息から逆算
毎日の最終残高1,000円以上について、付利単位を100円とした1年を365日とする日割り計算をします。
とあるので、残高の1,000円未満を切り捨てて、その額に利息(0.2%)を掛け、365で割ることでその日の利息が算出できます。
私の場合、3/24, 3/25 の2日間の残高が 671,683円 だったので、2日間の利息は以下の通りです。
671,000 ✕ 0.002 ÷ 365 ✕ 2 = 7 (円)
そして、3/26 からの残高は 3,932,741円 になり、8/14 までの日数は 141日間でしたので、利息は以下の通りです。
3,932,000 ✕ 0.002 ÷ 365 ✕ 141 = 3,038 (円)
3/24 から 8/14 までの 143日間で付与された利息はそれを合計します。
7 + 3,038 = 3,045 (円)
ここから、憎き税金を引きます。
3,045 ✕ (1 - 0.20315) = 2,427 (円)
これで入金額に一致しました。
計算方法がわかれば、いくらの利息が見込めるかを前もって計算できますね。
現金の引き出し
ゆうちょ銀行のATMが引き出し手数料無料となっています。
手数料で利息を吹き飛ばしていては意味がありません。
ここは多少不便があっても目をつむりましょう。
ご自宅からお近くのゆうちょ銀行ATMの場所を把握しておき、必要なときに前もって引き出せるように準備しておくとよいです。
手数料などの条件は今後変わる可能性もあるので、定期的に確認し、なるべく手数料を支払うことが無いように、現金の移動を行いましょう。
まとめ
2021年8月現在、Bank支店は普通預金にも関わらず 0.2% という高金利となっています。
付与は2月と8月の年2回となりますが、毎日残高から利息は計算されるので、引き出すタイミングに気を使必要はありません。
1円を笑うものは1円に泣きます。
今後、金利が下がってしまったりすることもあるでしょうが、生活防衛資金の置き場所としては優秀だと思います。
それほど難しい条件があるわけでもないので、あおぞら銀行 Bank支店の利用を始めてみてはいかがでしょうか。
https://www.aozorabank.co.jp/bank/