第1章 無からデプロイまで – 開発環境構築

http://ruby.railstutorial.org/ruby-on-rails-tutorial-book#sec:up_and_running

Railsの開発を行うにあたってエディタや動作環境を整える。

エディタの選択

IDEとテキストエディタ+コマンドラインの紹介をしているが、ここではテキストエディタ+コマンドラインによる開発で行う。

参考までに紹介されているIDEやエディタのリンクを張る。

IDE

  • RadRails
  • RubyMine
  • 3rd Rails
  • NetBeans

テキストエディタ

  • TextMate
  • Emacs
  • MacVim
  • gVim
  • gedit+GMate plugins
  • Kate
  • Vim for Windows
  • the E Text Editor
  • Komodo Edit
  • Subline Text Editor
  • Cygwin

Windowsで開発するときはCygwinでUNIX環境を構築することが推奨されています。

Cygwinの構築はやったことがないので今回はスルーします。

Macか、バーチャルマシンにインストールしたLinuxで作業を進めることにします。

エディタはVimでやることにしましたが、好みのものを用いるのがよいと思います。

Rails開発者の間ではTextMateがポピュラーとのことです。

ブラウザ

たいていの開発者はFirefox、Safari、Chromeを用いるとのことです。IEにはいっさい触れてません。

FirefoxならアドオンでFirebugを、Safari、Chromeはインスペクタがあるのでそれを用いて開発します。

Ruby、RubyGems、RailsとGit

Gitをインストール

Gitは分散型バージョンコントロールシステムで、ローカルだけで手軽に高度なバージョン管理をすることが出来ます。

ProGitのgitのインストールの項を参照とのこと。

Macport、apt-getやyumはたまたソースからコンパイルするなどお好みの方法で導入してください。

Gitについては、この本のなかでも使い方に関する話が出てくると思いますが、一通りProGitには目を通しておくと良いと思います。

Rubyをインストール

Rails3はruby 1.8.7以降の動作を保証していますが、最適なのは1.9.2としています。

ただ、1.9系は開発途上として問題があることがあるかもしれません。

複数のバージョンのRubyをインストールするのは少々厄介なのですが、それを簡単に扱えるrvmというツール(Mac,Linuxのみ)を推奨しているので、コレを利用してインストールします。

Ruby Version Manager (RVM)

インストールはサイトでの案内に沿って行います。

bash < <(curl -s 

コマンドライン上にメッセージが出るので指示に従って、rvmコマンドが利用できるようにします。

続いてRubyをインストールしていきます。

rvm get head
rvm reload
rvm install 1.8.7
rvm install 1.9.2

(rvmの後のバージョンでupdate –headからget headに変更されました)

最初の二行はrvmの最新版を取得しています。インストール直後では不要かもしれません。rvm自体もバージョンアップされることがあるので、定期的に実行すると良いです。

下の二行が指定したバージョンのrubyをインストールするコマンドです。

今回は1,8,7と1,9,2をインストールしていますが、rvm list knownと打つと、インストール可能なrubyのバージョンが表示されるので、表示された名称で他のバージョンのrubyをインストールすることが出来ます。

原文には、rvm install 1.8.7ではコンパイルが終わらない問題が起き、rvm install 1.8.7-p174を指定することで回避した、とあります。

特に問題なくインストール出来ればココは無視してよいでしょう。

railsアプリケーションはたくさんのgemパッケージを使うことがよくありますが、同じシステム上で様々なバージョンを使って開発すると、干渉したり、動作しないことが多々あります。

そこで、rvmのgemsetsという機能を使って、名前を付けてgemsの切り分けをすることが出来ます。

rvm use 1.8.7
rvm gemset create rails2tutorial
rvm use 1.9.2
rvm gemset create rails3tutorial

(rvmの後のバージョンでコマンドが変更されました)

これで異なるバージョンのrubyと異なるgemのセットを管理できることになり、様々なバージョンの環境を自由自在に作成/切替ができるようになりました。

最後にRails3をRuby 1.9.2で進めていくので以下のコマンドでディフォルト使用のrubyとgemset指定します。

rvm use 1.9.2 --default
rvm gemset use rails3tutorial

現在使用中のRubyがどのバージョンなのか確認しましょう。

rvm list
rvm gemset list

rvm listでインストールされているrubyの一覧が表示され、<=マークで使用中のrubyが印されます。

RubyGemsをインストール

rvmをインストールしたのであれば、同時にインストールされているのでインストールは不要です。

rvmを使う前提で進めるので、RubyGemsのインストールは省略します。

Railsをインストール

railsはrubygems経由でインストールします。以下のコマンドを打つだけです。

gem install rails –version=3.0.1

バージョン指定(–version=3.0.1)を取り除けば最新版がインストールされますが、円滑なチュートリアルのために3.0.1を使用することにします。

インストール後はrails -vでバージョン確認ができます。

最初のアプリケーション

大抵のRailsアプリケーション作成はrailsコマンドを実行することから始めます。

mkdir rails_projects
cd rails_projects
rails new first_app

rails_projectsディレクトリを作成ます。その中でrailsコマンドを使いアプリケーションのスケルトンが格納されたディレクトリが生成されます。

Bundler

bundlerはこのfirst_appに組み込むgemsを記述しておき、bundleコマンドを実行するだけで必要なgemをインストールできる機能です。

Gemfileを開いて内容を確認します。

ほとんどがコメントアウトされています。もし必要なgemがあればこれらを参考に追記すればよいでしょう。

バージョンの指定が記述されていない場合は最新版を取得するようになっています。

ここではsqlite3-rubyを動作確認がとれているバージョンの指定をします。

- gem 'sqlite3-ruby', :require => 'sqlite3'
+ gem 'sqlite3-ruby', '1.2.5', :require => 'sqlite3'

元の上のを下の行のように書き換えます。’1.2.5’を追記するだけです。

Linuxで開発している場合はいくつかのパッケージをインストールする必要がある場合があります。

sudo apt-get install libxslt-dev libxml2-dev

Gemfileの編集を保存したらbundle installを実行します。

bundle install

インストールが完了したらアプリケーションを実行する準備は完了です。

rails server

rails newとbundle installのおかげでもうアプリケーションとして立ち上げる準備はできています。

実行は簡単で、ローカルウェブサーバ(Webrick)を立ち上げて動作させるだけです。

rails server

サーバが立ち上がったら、0.0.0.0:3000(localhost:3000)でアクセスできます。

Welcome aboardというページが表示されます。

About your application’s environmentのリンクをクリックするとrubyやrailsのバージョンやステータスを見ることが出来ます。

サーバを終了するにはCtrl+Cで停止出来ます。

Model-View-Controller(MVC)

RailsはMVCアーキテクチャを採用しています。app/以下にmodel/ view/ controller/の三つのディレクトリがあるのはそのためです。

# MVCアーキテクチャの説明は省略

gitによるバージョンコントロール

まっさらなRailsアプリケーションが手に入ったところでソースファイルをバージョンコントロールの管理下に入れましょう。

gitである理由はrailsのコミュニティではgitがデファクトスタンダーでであること、後で行うデプロイを簡単にするために必要だからです。

設定の解説が続きますが、ProGitの最初のGitの構成も一緒に読むと良いと思います。

インストールとセットアップ

# TODO

デプロイ

ほとんど何もしていませんが、製品としてデプロイする段階まできました。

RailsアプリケーションサーバのホスティングサービスであるHerokuにデプロイします。

gitを利用することで非常に簡単にデプロイすることができます。

Herokuのセットアップ

Herokuのgemをインストールします。

gem install heroku

Githubでやったようにsshキーの登録が必要です。

heroku keys:add

Herokuに新しいアプリケーションを作成します。

heroku create

アプリケーションのアドレスとgitリポジトリアドレスが表示されます。

これらはメモしなくても大丈夫です。確認したい場合はgit remote -v、heroku infoやHerokuのWeb管理画面から確認できます。

 Herokuにデプロイ ステップ1

Herokuにデプロイするには、さっきのgitリポジトリアドレスにmasterブランチをpushします。

heroku createコマンドでgitのリモートには既にheroku用の設定が追記されているので、以下のコマンドを実行するだけです。

git push heroku master

Herokuにデプロイ ステップ2

実は既にステップ2は終わっています。

Herokuにデプロイされたアプリケーションを確認するためにheroku openを実行します。

既定のブラウザでこのアプリケーションのアドレスを開きます。

Herokuコマンド

herokuコマンドはたくさんあるので本になるくらいです。

ここで一つのコマンドを取り上げて、アプリケーションの名前を変更してみます。

heroku rename railstutorial

この名称は著者のものなので、別の任意の名前を使用してください。

HerokuはカスタムドメインもサポートしているのでHerokuのドキュメントなどで確認してみてください。

最後に

インストール、開発、バージョンコントロール、デプロイをやってきました。

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I’m learning Ruby on Rails with @railstutorial! http://railstutorial.org/

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