知人に聞いたJWordへの広告出稿について

ちょっと知人にネットショップを営んでいる方がいるのですが、JWordという広告サービスと契約をしたという話を聞きました。

まぁ自分のJWordの印象としては、あの忌々しいツールバーの会社か。ロクなもんじゃねえな。という感じでした。

色々相談にも乗っていたので、実際どんなものか話を聞いて評価してみました。

広告出稿先や場所

キーワードを3つ登録してもらい、そのキーワードで検索された場合に提携サイトの検索結果に広告が表示されます。

Yahoo!を始め、BiglobeやExcite、@nifty、その他もろもろローカルなポータルサイトの検索結果などに表示されます。

うーん、90年代ならともかく、Yahoo!以外にどれほどのユーザーがいるんでしょうか…?

ちりも積もればなんとやら、ってことなんでしょうかね。

まだ最近のPCでも、プロバイダ接続とセットでホームページ設定されてたりするんでしょうか。正直ユーザーが見えません。

Google Chromeのユーザーが半数に達する2015年です。ターゲットのユーザー層によっては効果があるかもしれませんが、そのようなユーザーはPCを捨て、タブレットかスマフォに移行して行く気がします。

スマフォ・タブレットであれば、ブラウザを開かずに検索することもできるので、わざわざ上記のサイトから検索するユーザーが今後増えることがあるかと言えば疑問です。

ちなみに広告はこんな感じで出ます。

Yahoo! で適当なキーワードで検索すると右のエリアに “JWordサイト” というラベル付きの広告ででてきます。

これ、サイトの説明だと3つめに表示されているサムネがついてますが、実際検索するとスポンサードサイトのほうが10件程度表示され、相当下に追いやられ、スクロールしないと見えない位置にきます。

(まぁYahoo!の検索結果ってファーストビューほとんど広告ですが…)

正直、クリックされるまで他の広告がたくさんいるので、アイコンが付いているからといってハードルが高い気がします。

それに、時代はスマフォです。サイトにもよりますが、トラフィックの半分程度までスマフォが占める時代です。一覧を見るとPCに比べて、提携先がグッと減っているじゃないですか。

実績管理画面が無い

当然あると思っていたのですが、どうも実績の確認をできるシステムは提供されないようなのです。

どんなキーワードで広告が表示され、それがどれだけクリックされたのか、そういったデータが全くわからないのです。インターネット広告なのに。ITシステムなのに。

なので、登録したキーワードがどれだけ効果のあるものなのかという判断ができません。

(自前でGoogle Analyticsなどでカウントして、他の施策との差分を出せばなにかわかるかもしれませんが、そんなのは広告システム側でやっていただきたい)

結論

あくまでインタビューした話を元に、個人的な評価をしたまでです。

決して誹謗中傷ではありません。あくまでフェアな立ち位置で、意見を述べました。

  • 解析機能がない
  • 解析からキーワードの良し悪しの分析ができない
  • データがないので効果測定ができない
  • 見合わないと思っても契約期間が長い

年契約でそこそこ大きな金額(大きくない個人ショップにとっては)を取る割には、利用しづらい上に、大きな負担になるという評価しかできませんでした。

そもそもそれなりに配信のシステムを組んでいて、何かしらのアルゴリズムでやっているくらいのことはしているはずなのに、実績が確認できないというのは如何なものかと。

駅前の看板じゃないんだから、ログくらい取っていて、それを開示して当たり前だと思っていたのですがどうやらそうでは無いようです。

(もし詳細なログが閲覧できる機能があるのであれば、訂正いたします)

また、JWordプラグイン(ブラウザに埋め込まれるあの迷惑な検索バー)からの流入も見込めると謳っているのですが、どうでしょう。あれ、使われるんですかね?

iOS9にも広告ブロック機能(厳密には違いますが…)が付くような時代です。これだけ広告が嫌われている時代、定額でのバナー表示のサービスは正直コスパが良くないと思います。

(まして、実績が確認出来ないなんて論外。1年という契約期間も長すぎる)

というわけで、「よっぽど広告費が余っていて、駅前の看板にだすような気持ちで広告を出稿する」という人におすすめしたいサービスだと思いました。

ただ、分析や高度な配信設定を持ちあわせている分、その知識がない人たちからすれば、いくらそっちの方がコストパフォーマンスに優れていても手を出しにくいんでしょう。

確かに、Google Adwordもとっつきにくさはありますし、Webの知識がない人たちには難しいかもしれません。

(何より適当な設定をするとそれこそコスパが悪くなってしまう諸刃の剣)

そうゆう意味では、何も考えず、お金さえ払えば目に見える形でバナーが表示されたほうが安心と感じるのでしょう。

(ま、実際そのあと自前の解析を見て全然集客につながってない、と落胆するようですが)

しかし、この値段であれば、まずリスティング広告をやってみて、失敗して(コスパの悪い運用をしてしまって)、勉強代だとおもって、真剣に取り組んだほうが良いと思います。

予算設定できますし、止めようと思えばすぐ停止できますし。

また、営業電話もかなり強引なようで、決断を急かすような感じらしいです。

(私の好きな格言として「決断を急かすのにロクなヤツはいない」というのがありますw)

押しに弱いひとは効果があるなら…という気持ちも相まって冷静な判断が出来ないのでしょう。

ちょっとどうかなーと思いますね。検索する限り、実際の顧客満足度は低そうです。

それでも契約する(してしまう)人がいるから成り立つんでしょうか。

なんかこう書いているとなんだかアレみたいですね。

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